佐世保市の黒島へ。 佐世保市の相浦港からフェリー「くろしま」で約50分で到着します。 潜伏キリシタンの歴史が残る島。 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つが黒島の集落です。 九州北西部の佐世保市の西の海上にある周囲約12㎞の小さな島。 長崎の外海(そとめ)地区から移住した開拓民が新しく潜伏キリシタンの集落を形成した歴史があります。1879年には島のほぼ中央に「黒島天主堂」が建設され黒島の集落のおける潜伏は終わりを告げました。 黒島天主堂は今も島の8割のキリシタンの祈りの場として堂々と建っていました。 月と黒島天主堂 潜伏キリシタン関連遺産もめぐり島の暮らしを旅しました。 ここでは島の伝統食づくりの体験をレポートします。 今回は「黒島豆腐」と「ふくれ饅頭」づくりを体験しました。 「艶々でふっくら!美味しい!」のがふくれ饅頭。 島のお祝い事などの時に作られる伝統のお饅頭です。 今回は中村さんご夫婦のお宅で体験しました。 中村家もキリシタンで、立派な祭壇がある家で体験させていただきました。 お母さんが、生地や餡を準備して待ってくれていました。 生地にこしあんを入れてつつみます。 サンキライの葉に上にのせて蒸します きれいに並べて 最初から自分で作った気になり、自慢したくなるお饅頭が完成しました。 庭にある大きな竈で蒸し上げます。 ふっくら蒸しあがりました 黒島どうふは、ずっしり重く甘みがあります。黒島のきれいな海水をにがりの代わりに使っています。 美しく出来上がりました。 こちらも竈で作っていきます。 まずいただいたのができたての豆乳です。 甘くて濃厚な豆乳 豆乳に海水をいれて炊いていきます お父さんが大変なところはやってくれるのです。豆腐になっていきます。 くみ上げたばかり ふわふわの豆腐 こちらはざる豆腐。型に入れる前にざるにあげて食べさせてくれました。 ふわふわです。何もつけなくても美味しい! 方にいれて木綿豆腐に。 ずっしりとした甘い黒島豆腐ができました。 特別にお母さんが昼食を用意してくれていました。(こちらは通常は含まれていません) 中村さんご夫婦 仲良しで微笑ましい 黒島豆腐を炊いたのと混ぜ寿司、キュウリのみそ和えです。 出来上がったとうふも一緒にいただきました。 中村さんご夫婦と作る黒島豆腐とふくれ饅頭づくりの体験は、あたたかい心遣いで 楽しい...