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3月, 2022の投稿を表示しています

臼杵での感動の禅味料理をフォトレポート 「星月庵」で過ごした時間

臼杵市の高台にそのお店はありました。 禅味料理「星月庵」。 優しさと美味しさに感動の時間をすごしました。 手間暇かけて作られた料理は美味しいのはもちろん心も温かくなるものでした。 そのお料理の数々をフォトレポート。 季節ごとにメニューが変わるそうで季節を楽しむこともできます。 この日に予約したのは「星月膳」3960円(税込) 美しいお膳に感動です         粕和えや季節のふきのとうなど春を感じる味わいも         時間をかけてできた昆布だしは「美味しい」の声しか出なかった         炊き合わせ 奥は生麩の煮物 こちらも麩のお料理。ゴマダレでいただきます 配膳もしてくださる見星禅寺の副住職。お寺はお店から歩いてすぐ。 今は息子さんが住職されていますお料理の説明を丁寧にしていただきました。 もっちりした手作りのごま豆腐 お箸を入れると弾力があります ゴマの風味もたっぷり。 箸置きにも星が。    お茶うけの柚子煮 ふきのとうの天ぷらもありました 春ですね 桜の香りの蒸し碗     大根もちは味噌も格別   海苔のお吸い物 里芋をつぶして形を整えてあげたものに美味しい出汁の餡がかかっています。 こちらの器はなんと 北大路魯山人のものでした。 これがまた感動の美味しさ。ごま豆腐にイチゴの餡をかけてあるのですが、 パンナコッタのように濃厚な味わい ご飯と最後の味噌汁の出汁も丁寧に お礼を額装したものを説明していただきました。 デザートはお抹茶やコーヒー、アイス等が選べました 1時間半程かけてゆっくりいただきました。 心もほどける優しい時間になりました。 ぜひお出かけください。 手がかかるお料理ばかりにつき要予約です。  HPはこちら  http://kenshouzi.jp/seigetsu/

蘇った焼き物臼杵焼の魅力に出合う旅【臼杵焼研究所・郷膳うさ味】

大分県臼杵市は城下町。 古い町並みも残り風情があります。 福岡からは高速で車で約2時間半。日帰り弾丸臼杵旅へ行ってきました。 臼杵焼と美味しい野菜ランチに出合ってしまいました。 まず、伺ったのは臼杵焼研究所。臼杵焼の工房です。 前々から知っていた臼杵焼。おそらく雑誌か何かで見たのだと思うのですが、料理好きの私としては「料理が映える魅力」「使う魅力」のようなものにひきつけられました。 臼杵焼(USUKIYAKI)とは、およそ200年前に開かれた窯で十数年ほどの後、途絶えてしまった焼き物。それを蘇らせるプロジェクトで臼杵に復活したものです。 工房を特別に見学させてもらいました。(いつも公開しておられるわけではありません。ご注意ください) 元郵便局だった懐かしい雰囲気の建物の中で、数人の職人さんが臼杵焼を作る工程を見ることができました。 元郵便局を活用した工房 工房のそばには桜も。春には美しい景色が見られます。  熱心に作業を続けておられる中をあちらこちらと拝見です。(申し訳ないです)  焼く前の器も美しく並べられていました。  白磁で輪花をモチーフにしている臼杵焼。美しい形にもひかれます。     およそ200年前に臼杵藩で作られていた臼杵焼を、現代に合わせて復活させたのが陶芸家の宇佐美裕之さん。お話を伺うことができました。お忙しい中丁寧に話を聞かせてくれました。 臼杵焼の美しい輪花のモチーフ。 お寺で古い臼杵焼に出会った宇佐美さんは、新しい臼杵焼を作ろうとプロジェクトを立ち上げたそう。 文献はほとんど残っていないので忠実な再現は難しかったと言います。 現代にあった形にと今の臼杵焼ができたと語ってくれました。 今は、海外でも興味が拡がり、人気が出て生産が間に合わないほどだとか。 続いて、使っている臼杵焼を見に行きました。 宇佐美さんオーナーの「石仏観光センター・郷膳うさ味」へ。 ここでは臼杵焼に美しく盛り付けたランチを楽しむことができます。 使われている臼杵焼を見ることができるのです。 料理を作ってくれるのは、優しい雰囲気も素敵な宇佐美友香さん。 宇佐美さんの奥様でした。この日は野菜が主役のランチを選びました。 宇佐美裕之さんと宇佐美友香さん 郷膳うさ味で  使われている野菜は、臼杵市が取り組んでいる「有機野菜」「ほんまもん野菜」。 ほんまもん農産物は臼杵市長が認証する...