大分県臼杵市は城下町。
古い町並みも残り風情があります。
福岡からは高速で車で約2時間半。日帰り弾丸臼杵旅へ行ってきました。
臼杵焼と美味しい野菜ランチに出合ってしまいました。
まず、伺ったのは臼杵焼研究所。臼杵焼の工房です。
前々から知っていた臼杵焼。おそらく雑誌か何かで見たのだと思うのですが、料理好きの私としては「料理が映える魅力」「使う魅力」のようなものにひきつけられました。
臼杵焼(USUKIYAKI)とは、およそ200年前に開かれた窯で十数年ほどの後、途絶えてしまった焼き物。それを蘇らせるプロジェクトで臼杵に復活したものです。
工房を特別に見学させてもらいました。(いつも公開しておられるわけではありません。ご注意ください)
元郵便局だった懐かしい雰囲気の建物の中で、数人の職人さんが臼杵焼を作る工程を見ることができました。
元郵便局を活用した工房 |
工房のそばには桜も。春には美しい景色が見られます。 |
焼く前の器も美しく並べられていました。
白磁で輪花をモチーフにしている臼杵焼。美しい形にもひかれます。
臼杵焼の美しい輪花のモチーフ。
お寺で古い臼杵焼に出会った宇佐美さんは、新しい臼杵焼を作ろうとプロジェクトを立ち上げたそう。
文献はほとんど残っていないので忠実な再現は難しかったと言います。
現代にあった形にと今の臼杵焼ができたと語ってくれました。
今は、海外でも興味が拡がり、人気が出て生産が間に合わないほどだとか。
宇佐美さんオーナーの「石仏観光センター・郷膳うさ味」へ。
ここでは臼杵焼に美しく盛り付けたランチを楽しむことができます。
使われている臼杵焼を見ることができるのです。
料理を作ってくれるのは、優しい雰囲気も素敵な宇佐美友香さん。
宇佐美さんの奥様でした。この日は野菜が主役のランチを選びました。
ほんまもん農産物は臼杵市長が認証する農産物。草木を主原料として完全堆肥「うすき夢堆肥」を使って土づくりをし育てた農産物。まさに元気な野菜なのです。
市が推奨して有機野菜を作っていて市長が認証する野菜があるなんて素敵です。
住みたくなってしまいました。
郷膳うさ味で提供される「季節のプレート」1650円(税込) |
臼杵焼の使い方も学べる野菜料理に感動です。
こちらでは臼杵焼も購入できます。
お二人のセンスの良さが感じられ、おいしい食事もいただきとても気持ちのいい日になりました。
もちろん国宝杵石仏も拝観してパワーアップ。
コロナ禍でのもやもやもいつしか吹き飛んでおりました。
郷膳うさ味は臼杵石仏の駐車場そばです。
ぜひ、国宝臼杵石仏さんに会って、郷膳うさ味で臼杵の有機野菜を現代に蘇った臼杵焼で味わってみてください。
きっといい日になるはず。
石仏観光センター・郷膳うさ味
臼杵市深田833-5
電話:0972-65-3333
宇佐美友香さんインスタグラム(郷膳うさ味情報やイベントを掲載されています)
石仏観光センター 郷膳うさ味 懐かしい外観ですが店内はおしゃれ。 |
ほんまもん農産物 認証シールが目印 関青果で #臼杵焼 #郷膳うさ味 #ほんまもん農産物 #有機野菜 #国宝臼杵石仏 |
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