ナデシコが咲きました。
可憐で上品、楚々とした日本人女性への賛美の総称「大和撫子」。
思えば、花に例える女性への賛美の言葉は数々あります。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
は、美人の例え。さてはて、現代女性にはどうかと考えます。
今の10代、20代女性は顔が小さく、手足がすらっと伸びて長い。
芍薬も牡丹も百合も、花が大きくて、頭の大きなイメージです。
往年の女優さんのような華やかさ表してるのかもしれませんが、モデルのような立ち姿は想像しずらい気がいたします。
外来のの花も増えた昨今とは違うのでしょうね。
30代のAKBに選ばれた37歳主婦の塚本まり子さんも小顔のすらっと美人さん。
はにかむ笑顔はしとやかですが、他の花に例えたい雰囲気です。
さて、咲いた庭のナデシコは、昨年からほったらかしのもの。
自然の中で、たくましく芽を出して、蕾をつくり、増殖して見事に咲きました。
その逞しさは、見事。
アベノミクスの女性像は、家庭も守り、社会で働き、子育ても。
とにかく、逞しく、忙しく輝かなければいけないのです。
現代の大和撫子は、まわりに元気を与え、自身も逞しく咲くナデシコなのかもしれません。
......大変です。